Libretto L1にWIN98SEを入れてみました
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 早急にミニノートが用意したほうが良い事態に陥ったので、巷の言う紛い物リブレットを購入しました。一時はシリーズ廃止もささやかれたLibrettoでしたが、御存知のように横長ミニノートとして復活しました。デカイ、らしさがないということで旧リブラーからは偽者呼ばわりされるわけですが、実売で13万0500円(税込)という低価格と、素人には自慢できる(笑)格好良さから購入しました。

ファーストインプレッション

 ビジネス目的なので別にいいのだけど、なにせクルーソですから、アプリケーション起動の引っ掛かりは顕著です。600MHzでCPUのベンチ的にはPentium3の450〜500MHz相当なのですが、ポータブルPlayStation(CVGS)としては、ギリギリのラインです。普通Celeron400以上あれば、ギリギリということはないはずなのに...。OSは速攻でMeから98SEに換装したので、多分Meの場合はもっと酷い状況でしょう。鉄拳3は恐らく5〜10fps位で多分にコマ落ちしてますが、タイムを見る限り、ゲーム速度自体は落ちていないし、モーションは脳内で補間可能なのでそれなりに遊べます。レーシング系はfpsが命なので諦めた方が良いでしょう。スローになるので遊べるかどうかは別として、尾行2が動き、そっち方面の実用には耐えます(核爆...イリュージョン系の要求スペックは遊ぶ前提のスペックなので、VRAM=8Mでも動くことは動きますね)。できればULV-Pentium3-600MHz搭載マシンの登場を待ちたかったが、そこまで待てない事情と、価格とで自分を納得させた。

分解

 前述のようにOSを換装したわけですが、低価格に魅力を感じて買ったわけで、起動CD-ROMドライブなんて買うわけがありません。HDを抜き出すべく分解です(当然保証外になるわけです)。 「初心者は、まず失敗する」と言われるLibretto L1分解ですが、確かに戸惑う部分が多いです。事前調査の甲斐あって、ノートPC分解初心者の私でも何とか成功できたといった感じです。

 まず裏面のネジを外します。長さの異なるネジが複数あるのですが、裏面自体に長さを表す数字が記載されていますので復元に迷うことはないと思います。とはいえ、元の位置が分かるように外した方が後々楽です。

 キーボードを固定するための黒いバーを外します。

 キーボード部を上にずらすようにして外しますが、テープ型の導線が本体と繋がっているので、いきなり引き上げてはいけません。

 ノートPC改造初心者として、私が最も戸惑ったのが、このテープ型導線の外し方です。この辺りのことは事前調査でも情報を得ることができませんでした。幅の狭い導線の方は、導線を押さえつけている部品を引き起こすことで導線を外すことが出来ます。幅の広い導線の方は、クサビのようなもので導線を接続部に押しつけているので、そのクサビの部分を上(液晶方向)にスライドさせると、導線を外すことができます。

 キーボードを外すと見えてくる、金具の両サイドの中心付近にある2本のネジを外します。

 これでようやく本体部分の底の部分を外せるようになりますが、液晶パネルへのケーブル等、本体と接続したままにしておく部分もあり、完全に底部を外すわけではありません。 あくまでHDを外せる位の隙間をあけるべく外すのだということを念頭において、無理せず、慎重に外します。

 USBの導線を外します。キーボードを外した時と同じ要領です。

 HD固定用の部品を固定しているネジを外します。

 固定用部品をつけたまま、HDを右(モデムソケットのある方向)にずらして、HDをコネクタから外します。
容量の大きなHDに換えようかと思っていたのですが、ピンの部分にカバーのようなものがあるHDだと邪魔になって接続できません。9.5mmのHDなら何でもOKと思ってましたが、こんなところで機種が限定されます!!! ちなみにHDのこのカバーの部分は結構固いので、ワイヤーソーとか特殊な工具があるような環境でないと上手く削れないと思うし、加工時の応力はあまりよくありませんから、素直に機種を選んだ方がいいでしょう。と言っておいて、そのようなHDが市販物の中にあるかどうかは不明です。

WIN98SEインストール

 先述のようにWIN98SEをインストールしました。最初に言っておくとWIN98SEにすると、PCカードの活線挿入が利かなくなります。 コンパネ>システム>デバイスマネージャの更新ボタンを押す必要があります。  私の場合、手持ちのHDがカバーのものしかなかったので、結局本体付属のHDをまた利用することになりました。 パーティションを切り直すので、先ずはバックアップです。Librettoって飽くまで持ち運び用のセカンドマシンであり、ほぼ100%の人がデスクトップPC所有者の人のはずです。変換コネクタを使って、デスクトップPCに接続します。デスクトップPCのHDをリムーバブルにしていると、こういったとき便利ですね。

まずは、データをバックアップします。約1.5ギガといったところでしょうか。個人的に必要なのはpcmcia.infとHOTPLUG.DLLだけなんですけど、とりあえずということで...。
 次にfdiskでパーティション設定するわけですが、MASTERでないと認識してくれないみたいです。その後フォーマットして、DOSのシステムを入れて起動可能にします。
 この後はインストール用のファイル群を詰め込むだけです。つまりWIN98SEのCABファイル群とドライバ群を入れます、リカバリCDの3枚目にドライバが集約されているので、ideopt,video,audio,modem,tcommon,tosuty,tpowerフォルダをコピーします。それと先ほどコピーしておいたpcmcia.infも何処かにコピーしておきます。後はSCSIカードなり、LANカードなり、外部と高速にやり取りできるデバイスを用意し、そのドライバもコピーします。
 以上が終わればHDを戻して、インストールです。

(1)WIN98SEのインストール
これは説明いらないでしょう。折角軽くするんですら、必要最小限のものを取捨選択しましょう。

(2)IDE関係の修正
ideoptフォルダのsetup.batを実行します。

(3)ビデオドライバ
コンパネ>画面>設定>アダプタ>変更を実行します。ドライバの所在として、コピーしたvideoフォルダを指定します。

(4)サウンドドライバ
コピーしたaudioフォルダのsetup.exeを実行します。実行後、数回の再起動の後、自動的にモデムドライバのインストールになりますので、そのときは、ドライバの所在として、コピーしたmodemフォルダを指定します。

(5)PCカード
コンパネ>システム>デバイスマネージャのPCカードの部分を削除します。 DOSモードで起動し、WINDOWS\INFフォルダのPCMCIA.INFを削除します。もしWINDOWS\INF\OTHERSフォルダにMICROS~1.INFファイルが作成されていた場合はそれも削除します。バックアップしておいたPCMCIA.INFファイルをWINDOWS\INFフォルダにコピーします。再起動すると、自動的にドライバインストールが始まります。どの道、活線挿入は利かないので、HOTPLUG.DLLは無くてもいいです。私はDynabookのWIN98SEモデルから拝借したpcmcia.infを使っているので要求されませんが、要求されても無視すればいいです。

(6)東芝ユーティリティ共通ライブラリ
tcommonフォルダのsetup.exeを実行します。

(7)東芝ユーティリティ
tosutyフォルダのsetup.exeを実行します。

(8)東芝省電力
tpowerのsetup.exeを実行します。

(9)そのほか自前のLANCARD等
デバイス個別のマニュアルに従ってください。

 ドライバだとか再起動が必要なソフトウェアを入れた直後の起動時に音が鳴らなくなることがよくあります。再起動したり、スタンバイにして復帰すると正常に鳴るようになりますので、あまり驚かないように。



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